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ご利用ガイド フィギュア制作tips

クリア素材の仕様について

弊社保有の3Dプリンタではクリア樹脂素材での出力も可能です。
通常の不透明素材とクリア素材を同時に造形するため、フィギュア全体ではなく一部パーツのみクリアにすることもできます。
通常素材部分と同様にフルカラー印刷となります。(テクスチャや頂点カラーで着色)

ただし、クリア部分は以下のような仕様となっておりますので、下記内容をご理解いただいた上で利用をご検討ください。

クリア樹脂そのものが若干黄色がかった色味となっております

樹脂そのものが若干黄色がかっているため、出力物も元の3Dデータの色味より若干黄色がかった見た目になります。
厚みが薄ければ目立ちませんが、分厚いパーツの場合は黄色さが目立つことがございます。

下の写真は、左は着色なし(無色透明)、右は青で着色した3Dデータをクリア樹脂で出力したサンプルです。
2cmの立方体はどちらも黄色がかっていますが、同じ色で出力した厚み2mmの板は立方体よりも黄色さが抑えられています。

厚みによる黄色みの目立ち方サンプル

積層の凹凸により向こう側が透けるほどの透過はしにくく、曇ったような見た目になります

出力方向にもよりますが、積層の段差によりクリア内部やクリアを挟んだ向こう側が鮮明に透けるほどの透過はしにくいです。
クリア表面を研磨したり、レジン等によるコーティングで積層の段差を埋めると透過率が上がることがございます。

こちらは出力したそのままの状態の出力物に【クリアスプレー】・【レジンコーティング】をしたサンプルです。

クリアスプレー・レジンコーティング サンプル

こちらは 【耐水やすり120番~2000番程度でクリア表面を研磨 → クリアスプレー → コンパウンド】 の手順で研磨加工したサンプルです。
※弊社での研磨サービスは承っておりません。

研磨サンプル

薄い色は出にくい傾向があります

透明な部分は薄い色の濃淡が分かりにくく、画面上で見るよりも実際の仕上がりは薄い色味になりやすいです。
そのため、クリア部分に使用する色は仕上がりを考慮しやや濃い色味にすることをおすすめいたします。

薄い色の出力サンプル

着色されているのは表面のみとなります

不透明部分と同様、着色されるのはクリア素材全体ではなく表面のみとなります。

着色範囲サンプル

クリア内部に白いもやが発生することがございます

3Dプリンタの仕様上、クリア内部に白いもやが発生することがございます。
こちらにつきましては回避することが難しく、仮にもやの混入が目立つ場合でも仕様として納品させていただきます。
予めご了承ください。

もや発生サンプル

クリア素材は通常素材よりも反りやすく、気温変化にも弱くなります

板状のパーツは通常の素材でも反りやすいですが、クリア素材ですと更に反りやすくなります。
フィギュア台座や独立した板状のパーツへのクリア素材の使用はおすすめいたしません。
また、クリア素材は夏場などで保管場所の温度が高くなると変形しやすいため、負荷がかかりやすい部分をクリア素材にすることも非推奨です。

反りサンプル
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