細い棒状・ひも状のパーツについて
3Dプリントする上で、細すぎるパーツは強度が不足し、折れ・破損・透け・造形不良などが起こる場合がございます。
そのため、イラストに「細い棒・ひも・線状のパーツ」などが含まれている場合、
イラストと同じ細さのまま3Dデータを作製することが難しい場合がございます。
細いパーツがある場合は、以下の方法から対応方法をご相談させていただきます。
- 細いパーツを使わないデザインに変更する
細い棒やひもなどをなくしたり、別の形状に変更したりすることで強度を確保します。 - 細いパーツを物体に沿わせる
パーツを本体などの物体に沿わせることで、強度を高めることができます。
ただし、物体に沿わせた場合でも0.7mm程度の太さが必要となります。 - デザインはそのままに、3Dデータ上で細いパーツを太くする
強度を確保できるよう、弊社にて3Dデータ上で細いパーツを太く調整いたします。
特に、物体に沿っていない独立した細いパーツについては、最低でも原寸で1~2mm程度の太さに調整させていただきます。
そのため、細い棒やひもなどを含むデザインでは、イラストと完成品の見た目の印象が異なる場合がございます。
下記に細いパーツを太く調整する場合の例をご用意しておりますので、デザインを検討される際の参考としてご確認ください。
細いパーツの調整例
こちらの例では弦とツタを太く調整し、A・Bどちらも高さ4cmで出力しました。
破損リスク軽減のため、独立した細いパーツは最低でも約2mm、別のパーツとの接地面が多いパーツの場合は最低1mmの太さ(厚み)を
確保するよう調整する必要があります。
Aは弦同士の隙間を空けることを優先し、弦1本の直径が2mmになるよう調整しています。
Bは弦1本の直径は1mmですが、弦同士をくっつけ板状にすることで強度を確保しています。
ツタは直径1mm以下の部分もありますが、細い部分は本体に沿わせているため問題ありません。
このように、独立した細いパーツは元イラストと印象が大きく変わってしまう場合がございますため、予めご留意ください。
別素材を用いた加工例
また、上記では細いパーツを3Dプリントで表現する場合の調整例をご紹介しましたが、
フィギュアの素材は比較的加工しやすい樹脂素材となっておりますので、
3Dプリント後にワイヤーやテグスなどの別素材を取り付けて細いパーツを再現することも可能です。
こちらのサンプルは、3Dデータ上では弦の部分を作らず、造形物に太さ0.25mm程度のワイヤーを接着することで
細い弦のパーツを再現しています。
※弊社での別素材のご用意、および取り付け作業は承っておりません。
取り付けが必要な場合は、お客様ご自身でお願いいたします。
※別素材の取り付け方法や、取り付けに適した素材・太さなどは、パーツの形状や取り付け位置によって異なります。
「どのような素材を使えばよいか」「どのように取り付ければよいか」など、具体的な取り付け方法については、
形状ごとに適した方法が異なるため弊社では一律にご案内することが難しい場合がございます。
別素材を使用して細いパーツを再現される場合は、お客様ご自身で取り付け方法や使用する素材をご検討いただく形となりますので
予めご了承ください。


